宅配ボックスを選ぶ前に、ご自宅の「受け取り利便性」をチェック!

受取グッズ

こんにちは、配達員のeveryです。

このページを開いてくださり、誠にありがとうございます!

皆さまは現在、宅急便を受け取るためのポストやボックスをお持ちでしょうか?

「ポストしかない」「両方ある」「宅配ボックスがポストと兼用になっている」などなど、さまざまかと思います。

もしもあなたのお宅のポストにときどき「不在通知」が入っているのであれば、それはあなたの「不在時の受け取り利便性」にまだ改善の余地があることを示している可能性があります。

そのような現状に「そろそろ宅配ボックスを買おうか」などと考え始めた方は、ぜひこのページを最後まで読んでいってください。

「どんな宅配ボックスが便利なのかな?」とネットで検索をする前に、ご自宅の「不在時の宅配便受け取りの『利便性』」を私と一緒にチェックしてみましょう。

まずは「宅配便・宅急便の受け取り方の利便性とは何か?」を確認します。

そしてあなたのお家の現状から、「どのような利便性が不足しているのか?」「それをどのような方法で補うことができるのか?」と考えることで、あなたのお宅に合った「宅配ボックス」のタイプが見えてきますよ。

現役バリバリの配達員が、徹底的に解説します!

★クール便・なまもの・チケットなどはポストや宅配ボックスでは受け取りできません。

★【利便性】を後回しにして【組み合わせの具体例】を知りたい方は『ポストと宅配ボックス、どんな組み合わせがいい?ベストマッチを紹介』をお読みください!

【合わせて読んでおきたい】

●ポストの種類とは?配達員が宅急便の受け取り機能でポストを分類しました!『投函口サイズだけじゃない!持ち戻りにならないポストの選び方とは?』

●宅配ボックスの種類とは?配達員が宅急便の受け取り機能で宅配ボックスを分類しました!『宅配BOXにはどんな種類がある?メリットとデメリットを徹底解説!』

不在時の受け取り利便性を評価する5つの観点【あんしん5項目】

お客様にとっての大切なことは「荷物を万全な形で受け取れること」そしてまたギフトの場合は「贈ってくださった方にすみやかにお礼のご連絡ができること」でしょうか。

そして私たち配達側にとって大切なことは、「お荷物を万全な形でお届けすること」そしてそれを「可能なかぎり初回の配達で」ということになります。

ですので、ネコポスやゆうパケットといった【投函小物】や、それよりも大きな【宅急便・宅配便】を、ご不在のときでも「安全」「確実」に受け取れる体制になっていることが重要なんですね。

私が考えるに、宅急便・宅配便の利便性を評価する観点は、以下の5つに集約されます。

これらを一覧表にまとめてみました。

観点内容

【①サイズの自由度】
どれだけの大きさまで受け入れ可能か

【②個数の自由度】
施錠にかかわらず配達員が1日に何度も追加で投入できるか

【③防犯性】
持ち去りやいたずらの防止・個人情報の保護

【④耐候性】
雨・雪・強風への耐久性

【⑤フルサイズのポスト機能】
フルサイズの投函小物に対応した大きさや機能

①~⑤が高いレベルですと「受け取れなかった」や「再配達」、あるいは「無くなった!?」という事態が起こりづらく、安心してお出かけができますので、以下これらを【あんしん5項目】と仮称しておきます。

【不在時の受け取り利便性】はポスト/宅配ボックス/置き配・・・3つの組み合わせで決まります

一般家庭であれば、不在時に受け取る形としては「ポストで受け取る」「宅配ボックスで受け取る」「置き配で受け取る」という3つが考えられますよね。

この3つにはそれぞれの「得意・不得意」があり、これらをあなたのお宅の事情に合わせて組み合わせることで、荷物の「よりスムーズな受け取り方」を可能にする【受け取りの利便性】を高めることができます。

急便のサイズと【3つの受け取り方法】の関係は?

「得意・不得意」の前に、まずこの3つの受け取り方には、それぞれに得意とする「荷物のサイズ」がありますので、受け取り方と荷物のサイズの関係をざっくりと頭に入れておきましょう。

宅急便の大きさにはさまざまな「形」や「例外」が存在しますので、あくまで「ざっくりと」です。

詳しくは『宅急便・宅配便の「サイズ」とは?現役配達員が徹底解説します!』をお読みください。

ここでは3つの受け取り方のうち、ポストを「ポスト」と「宅配ボックス」の2つの役割に分けて「4つの受け取り方法」とし、得意なサイズとの関係を一覧表にしてみました。

受け取り方法→→受け取るのが得意な荷物

フルサイズのポスト→

カギなしフルサイズのポストを宅配ボックスとして利用→

宅配ボックス→

置き配→

【フルサイズのポスト】
ポストインでお届けするネコポスやレターパックライトなど「投函小物」の「最大サイズ」を受け取ることができます。

※「フルサイズのポスト」については『投函口サイズだけじゃない!持ち戻りにならないポストの選び方とは?』をお読みください。

【鍵なしフルサイズのポスト】
防犯性は低いのですが、「入るサイズの宅急便は入れてOK」にしていただくと「鍵なしの小さな宅配ボックス」として使うことができます。

投函小物はもちろん、60サイズ程度の宅急便や80サイズの宅急便も入ることがあります。

【宅配ボックス】
一般サイズの宅配ボックス。

投函小物はもちろん、60サイズからだいたい100サイズ、ボックスによっては120サイズ程度まで入る場合があります。140サイズ以上の箱が入る宅配ボックスはあまり多くありません。

【置き配】
玄関前・物置・風除室・ガレージなどへの置き配には大きさの制限はほぼありませんので、140サイズ以上が受け入れられる「特大の宅配ボックス」と考えることができます。

※ただしガスメータボックスや自転車カゴなどへの置き配には大きさの制限が生じます。

まず上記を参考程度に覚えておいていただければと思います。

【3つの受け取り方法】の得意/不得意

この「ポスト」「宅配ボックス」「置き配」という3つの受け取り方法には、荷物のサイズ以外にも「得意」「不得意」があります。

これも一覧表にまとめてみました。

=得意 =まあまあ ❌=不得意 の3段階評価です。

①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
置き配★★★★★★★★★★物置なら★★★★
玄関前なら
物置なら★★★★
玄関前なら
宅配ボックス
ワンドアなら、マルチドアなら❌
追加可能タイプなら、その他は❌機種によってと❌とがある
ポスト
機種によってと❌とがあるカギがあれば、無ければ❌機種によってとがある機種によってと❌とがある

おおまかにですが、【置き配】のほとんどはサイズの自由度や個数の自由度は得意ですが、防犯性や耐候性にはバラつきがあります。

【宅配ボックス】は防犯性・耐候性は得意ですが、サイズの自由度・個数の自由度・フルサイズのポスト機能にはバラつきがあります。

【ポスト】は個数の自由度は得意ですが、サイズの自由度・防犯性・耐候性・フルサイズのポスト機能にはバラつきがあります。

これらの特徴をうまく組み合わせて、受けとる際の利便性の「最大化の方法」を考えるのがこのページの狙いです。

あなたのお宅の受け取り機能を最大化する「宅配ボックスとポストのマッチング」を考えてみましょう

【不在時の受け取りの利便性】に強い影響を与えるのは、次の枠内の順になります。

置き配の可否・種類>宅配ボックスの有無・種類>ポストの有無・種類

また多くのお宅にはポストが設置してあるでしょうから、「置き配の可否・種類」と「ポストの有無・種類」から、ご自宅の【不在時の受け取りの利便性】を確認してみましょう。

【ステップ1.置き配の可否・種類の確認】

まずはご自宅の「置き配の可否・種類」が、以下の4つのどれに当てはまるか考えてみてください。

A.物置に常に置き配ができる

B.風除室に常に置き配ができる

C.玄関前などに常に置き配ができる

D.置き配がまったくできない

※ガスメータ―ボックスは「大きさが限られた物置」や「宅配ボックス」と同様に考えます。

※自転車のカゴは大きさにかなり制限があり、置き場所によって耐候性が変わります。

【ステップ2.ポストの有無・種類の確認】

次に、現在お使いのポストが以下のどのタイプなのかを確認しましょう。

a.フルサイズではないポスト

b.フルサイズのカギつきポスト

c.フルサイズのカギなしポストを宅配ボックスとして兼用

※ポストのタイプやフルサイズの意味については『投函口サイズだけじゃない!持ち戻りにならないポストの選び方とは?』をお読みください。

【ステップ3.置き配シチュエーションとポストの組み合わせの確認】

さらに、その置き配シチュエーションにご自宅のポストのタイプを組み合わせて、現在の「あんしん5項目(サイズの自由度・個数の自由度・防犯性・耐候性・フルサイズのポスト機能)」を以下の4段階で評価し、確認してみましょう。

:まず心配ない
:まあまあよい
:ないよりはマシ
❌:安心はできない

では以下より

◆◆◆A.常に物置に置き配可◆◆◆

A.常に物置に置き配可
①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
a.フルサイズではないポスト
b.フルサイズ鍵つき
c.フルサイズ鍵なし(宅配ボックス兼用)

◆◆◆B.常に風除室に置き配可◆◆◆

B.常に風除室に置き配可
①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
a.フルサイズではないポスト
b.フルサイズ鍵つき
c.フルサイズ鍵なし(宅配ボックス兼用)

◆◆◆c.常に玄関前に置き配可◆◆◆

c.常に玄関前に置き配可
①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
a.フルサイズではないポスト晴天
荒天❌
晴天
荒天❌
b.フルサイズ鍵つき晴天
荒天❌
晴天
荒天❌
c.フルサイズ鍵なし(宅配ボックス兼用)晴天
荒天
晴天
荒天

◆◆◆D.常に置き配が不可◆◆◆

D.常に置き配が不可
①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
a.フルサイズではないポスト鍵つきなら鍵なしなら
b.フルサイズ鍵つき
c.フルサイズ鍵なし(宅配ボックス兼用)

(3)そしての方法で「どの項目が」「どの受け取り設備によって」「どれだけカバーできているか」を評価することで、逆に「カバーできていないところ」「カバーするために必要な設備」が浮かび上がってきます。

そこからあなたのお宅に向いた「宅配ボックスとポストのマッチング」を考える、というわけです。

宅配ボックスもなく置き配もできないお宅でもポストのタイプで「受け取り機能」は変わります

宅配ボックスのマッチングを検討する前に、ポストのタイプによっても受け取りの利便性は変わってくるので、確認のため少しシミュレーションしてみましょう。

ポストの状況は以下の3パターンに分けて評価し、一覧表にしてみました。

D-1.ポストがフルサイズではないとき
D-2.ポストが鍵付きのフルサイズのとき
D-3.ポストが鍵なしのフルサイズのとき(小さな宅急便をポストで受け取ることがOKされているとき)

常に置き配はできない
+
宅配ボックスはない

①サイズの自由度

②個数の自由度

③防犯性

④耐候性

⑤フルサイズのポスト機能

D-1.ポストはフルサイズではない

D-2.ポストはカギ付きフルサイズ

D-3.ポストはカギなしフルサイズ

置き配ができず宅配ボックスがないことは同じでも、ポストがカギなしのフルサイズになることで、受け取りの利便性が上がるということがわかりますよね。

以下はこれら3つのパターンでの評価の詳細です。

◆◆◆◆◆

下のリンクをクリックすると、各項目の説明にジャンプできます。

D-1.ポストがフルサイズではないとき
D-2.ポストが鍵付きのフルサイズのとき
D-3.ポストが鍵なしのフルサイズのとき小さな宅急便をポストで受け取ることがOKされているとき)

まずは【D-1.ポストがフルサイズではないとき】です。

D-1.①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
評価
担当設備なしなし非フルサイズのポスト非フルサイズのポスト非フルサイズのポスト

お留守のときに宅急便はまったく受け取れませんので①サイズや②個数の自由度はになります。

また投函小物(ネコポスやゆうパケットなど)もポストには入りきらず、ポストからはみ出したままの状況になりますので個人情報は丸見え、③④はということになります。

この状況で荷物を受け取るお留守番の方がいない場合は、ほとんどの荷物が「持ち戻り→再配達」となるでしょう。

続いて【D-2.ポストがフルサイズ鍵付きのとき】です。

D-2.①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
評価
担当設備なしなしフルサイズ鍵付きのポストフルサイズ鍵付きのポストフルサイズ鍵付きのポスト

フルサイズ鍵付きのポストの場合、投函小物はきちんとポスト内に入りますが、宅急便は受けいれることができません。

そのためあんしん5項目の①サイズや②個数の自由度に関しては評価のままです。

そして【D-3.ポストがフルサイズ鍵なしのとき】ですが、この場合は「小さな宅急便をポストで受け取ることがOKされているとき」という前提です。

D-3.①サイズの自由度②個数の自由度③防犯性④耐候性⑤フルサイズのポスト機能
評価
担当設備フルサイズ鍵なしのポストフルサイズ鍵なしのポストフルサイズ鍵なしのポストフルサイズ鍵なしのポストフルサイズ鍵なしのポスト

「フルサイズ鍵なしのポスト」を「小さな宅急便をポストで受け取ることがOK」としたことで、①サイズ②個数の自由度は1ランクアップしました。

鍵がないので③防犯性は1ランク下がりましたが、小さくても宅配ボックスの役目を果たす設備が玄関にあることで、「受け取りの利便性」はグッと上がることがおわかりになるのではないでしょうか。

まとめ

●ポスト/宅配ボックス/置き配 の3つの受け取り方法がある

●それぞれの受け取り方法には得意なサイズがある

●防犯性だけではなく雨・風・雪などへの「耐候性」も重要

●カギなしのフルサイズのポストは「小さな宅配ボックス」になる

●置き配は「特大の宅配ボックス」と考えることができる

ポストのタイプによって受け取りの利便性は変わる

◆◆◆◆◆

ここまでいかがでしたでしょうか? 

これから宅配ボックスを設置しようという方は、ご自宅のシチュエーションをいま一度振り返り、置き配がどの程度可能なのか、現在お使いのポストはどのタイプなのかを確認してみてくださいね。

あなたのお宅の「あんしん5項目」の足りない部分が見えてきましたら、そこをカバーするような宅配ボックスを購入しましょう!

ここから先、もう少し踏み込んだポストと宅配ボックスの具体的な組み合わせについては『ポストと宅配ボックス、どんな組み合わせがいい?ベストマッチを紹介』を読んでみてくださいね。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

この記事を書いた人
every

現役で宅配便の配達員をやっているeveryです。
相棒はスズキのH26年型エブリイ。
配達員の実践経験にもとづいて、スムーズな荷物の受け取り方法を提案しています。

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