こんにちは、配達員のeveryです。
このページを開いてくださり、誠にありがとうございます!
今回は宅配ボックスを選ぶ際に有用な情報を集めて、タイプ別に分類してみました。
現役配達員の視点で書いていますので、宅配ボックスの新規購入や追加・更新をお考えの方は、最後までしっかり読んで役立ててくださいね!
ポストと宅配ボックス、どんな組み合わせがいい?賢い選び方を解説!も合わせて読んでいただくと、よりよい選択が可能になりますので、ぜひどうぞ。
宅配ボックスを機能面から大まかに分類しました!
| ●基本スペック | タイプ名/外観イラスト | ◆価格帯 |
| ●さまざまな形にフィットする袋状の製品 ●大容量もあり ●カギは南京タイプ(物理カギかナンバー錠) | 【袋タイプ】![]() | ◆5000円台が主流だが3000円台のモデルもある(全体として種類は少ない) |
| ●柔らかいビニール製のボックス ●荷物は上から出し入れ ●カギは南京タイプ(物理カギかナンバー錠) | 【上開きソフトボックス】![]() | ◆3000円~5000円台が中心だが、2000円台のモデルもある |
| ●ハードな樹脂製のボックス ●荷物は上から出し入れ ●カギは南京タイプ(物理カギかナンバー錠) | 【上開きストッカータイプ】![]() | ◆3000円~10000円以内の範囲で、容量によりさまざま(機能の差はほぼない) |
| ●ハードな金属または樹脂製のボックス ●荷物は上から出し入れ ●カギはプッシュ式か南京タイプ ●ボックスに座れる | 【上開きベンチタイプ】![]() | ◆20000円~30000円台が主流だが、最安は12000円程度、上は40000円未満 |
| ●ハードな金属または樹脂製のボックス ●荷物は前ドアから出し入れ ●カギはゼロリセットキー・プッシュ式・南京タイプなどがある | 【前開き基本タイプ】![]() | ◆下は9000円~、上は60000円台と幅広い |
| ●ハードな金属製のボックス ●荷物は前ドアから出し入れ ●ポスト投函口がある ●カギはゼロリセットキー・プッシュ式・南京タイプなどがある | 【前開きポスト一体型】![]() | ◆下は9000円~、上は60000円台と幅広い |
| ●ハードな金属製のボックス ●荷物は前ドアから出し入れ ●各ドアにカギがついている ●カギはプッシュ式が多い | 【前開きマルチドアタイプ】![]() | ◆14000円~90000円と幅広いがそれほど多くはない |
| ●ハードな金属製のボックス ●荷物は前ドアから出し入れ ●前ドア施錠後も上部のスイングドアから荷物を繰り返し投入できる ●カギはゼロリセットキーかプッシュ式が主流 | 【前開き追加投入タイプ】![]() | ◆20000円~40000円台が主流、上は110000円台まであるが最安値は10000円を切るモデルも出てきている |
| ●ハードな金属製のボックス ●荷物は前ドアから出し入れ ●ポスト投函口がある ●前ドア施錠後も上部のスイングドアから荷物を繰り返し投入できる ●カギはゼロリセットキーかプッシュ式が主流 | 【前開き万能型】![]() | ◆20000円~40000円台が主流、上は60000円台もあるが最安値は15000円を切るモデルも出てきている |
| ●ハードな金属製のボックス ●家屋の外壁に直接または門柱などに取り付け ●荷物は前ドアから出し入れ ●後ろから出せるものもある ●カギは電子錠が主流 | 【前開きビルトインタイプ】![]() | ◆70000円~100000円の高価格帯が主流 |
※価格は2025年9月時点での調査に基づきます。
では以下から各タイプのメリット・デメリットを説明します。
【袋タイプ】

【メリット】
●通常は①③のように小さくたたんでいるため、置くスペースや玄関前の景観とのマッチングに困らない
●②④のタイプは施錠できる(普通は⑦南京タイプの物理カギ式やナンバー錠で、②のタイプにも④のタイプにも付属している)
●本体を⑥のワイヤーで家屋側に連結できる
→戸建ての方は玄関ポーチ柱やドアノブ
→アパートの方は⑥’のようにドアポスト内にワイヤーを引き込んで固定している場合が多い
●ある程度の防雨性能がある
●②④のタイプにはペットボトル24本入りなど⑤飲み物のカートンが平に置けるサイズがあり、大容量のものは2ケースも可能
●通常はドアノブにかけておく⑧のタイプは1100円~
【デメリット】
●②④は使用前と使用後に袋を「広げる」「たたむ」の手間が必要(①→②→①、③→④→③)
●荷物の出し入れが少し面倒(大きいものを入れるときは先にきちんと広げる必要があり、出すときは袋がついてきてしまうので、両手持ちの荷物は袋を下から抜くようにした方が楽かも)
●ワイヤーを固定する家屋側の場所に悩むことがある
●使用頻度が高ければ、ファスナーが劣化する可能性がある(ただし私は実際に劣化するほど使用されている例を見たことがありません)
【上開きソフトボックス】

【メリット】
●たいていは⑥の南京タイプの物理カギ式やナンバー錠が付属していて施錠できる
●荷物の出し入れは【袋タイプ】より楽
●たいていは付属している⑤のワイヤーで本体をワイヤーで家屋側に連結できる
→戸建ての方は玄関ポーチ柱やドアノブ
→アパートの方は⑥’のようにドアポスト内にワイヤーを引き込んで固定している場合が多い
●ある程度の防雨性能がある
●簡単な組み立て式なので、移動するときにコンパクトにたたむことができる
●ペットボトル24本入りなど、飲み物のカートン⑦が平に置けるサイズ(①のタイプなど)のものもたくさんある
●基本的には安価(2000円台~5000円程度)なので、防雨・防犯を考えるとコスパは相当高い!
【デメリット】
●四角いものはファスナーの開け閉めがちょっと面倒
●ワイヤーを固定する家屋側の場所に悩むことがある
●使用頻度が高ければ、ファスナーが劣化する可能性が高い(実際にファスナーが劣化するほど頻繁に使用されている場合が多いです)
●①や②のタイプは蓋部分が凹んだところに雨や雪がたまりやすく、開けるときに注意が必要なときもある(たまった水がボックス内にこぼれることがあるので→→→このデメリットを改善したのが③)
●ワイヤーで固定しない場合、軽いので強風で飛ばされるため、ボックス内に重りなどが必要(レンガや水入りペットボトルを入れている方が多い)
●購入したら使用前に少し「組み立て」の必要がある(組み立てといっても金属製の細い棒を骨組みとしてボックス内部にはめ込む程度ですが)
●カラーの選択肢が少ないので(たいてい黒か、他1色程度)、玄関の景観とのマッチングを気にする人にはひっかかるかも
※デメリットたくさん見えますが、それほど多くの人に使い倒されている「お役立ち品」でもあります!
●将来お引越しの可能性のある方は、このタイプがおススメだと思います。
【上開きストッカータイプ】

【メリット】
●開け閉めや荷物の出し入れは楽(上開きなので⑦のように体を真上にして重い荷物でも持ち上げられる)
●南京錠やナンバー錠など付属の錠前を設置できる(赤い〇がカギ用の穴)
●防雨性は高い
●ペットボトル24本入りなど飲み物のカートンが平に置けるサイズのもの、2ケース入るものもたくさんある
●メーカーを限定しなければ、サイズが豊富でカラーバリエーションもある
【デメリット】
●②③のタイプは施錠すると荷物の追加投入は不可能
●ソフトボックスのようにワイヤーで固定できないものもある
【上開きベンチタイプ】

【メリット】
●開け閉めや荷物の出し入れは楽(上開きなので体を真上にして重い荷物でも持ち上げられる)
●カギは南京タイプもあるが主流はプッシュ式なので施錠しやすく、防犯性は高い
●ペットボトル24本入りなど飲み物のカートンが平に置けるサイズが普通にある
●実際にベンチのように座れることを前提に設計されている
※玄関前のスペースが広く、ペットボトル24本入りなど飲み物のカートンの注文が多い方には最適かも
【デメリット】
●施錠すると追加投入はできない
●床面積は大きさなりに必要
【前開き基本タイプ】

【メリット】
●南京錠のタイプも残ってはいるが、プッシュ式やゼロリターンキーなどワンタッチのカギが主流
●防雨性能は高い
●床面積をあまり必要としない
●登場してからの歴史も長く、メーカーを限定しなければカラー・デザインのバリエーションがそこそこあるので、玄関先の景観とのマッチングが気になる方にはよいかも
【デメリット】
●重い荷物の取り出しはちょっとキツイ(前開きなので上開きのように荷物の真上に身体を持ってこれず、腕だけで取り出す形になるため)
●飲み物のカートンが平に置けるサイズのモデルはないかも
●施錠すると荷物の追加投入は不可能
【前開きポスト一体型】

【メリット】
●ポストがついており、たいていはフルサイズのポストになっている
●施錠は②のプッシュ式か③のゼロリセットキーが主流だが、古いモデルは①のように南京タイプのものも残っている
●防雨性能は高い
●床面積をあまり必要としない
●登場してからの歴史も長く、メーカーを限定しなければカラー・デザインのバリエーションがそこそこあるので、玄関先の景観とのマッチングが気になる方にはよいかも
【デメリット】
●重い荷物だと取り出しがちょっとキツイ(前開きなので上開きのように荷物の真上に身体を持ってこれず、腕だけで取り出す形になるため)
●飲み物のカートンが平に置けるサイズのモデルはないかも
●施錠すると荷物の追加投入は不可能
【前開きマルチドアタイプ】

【メリット】
●荷室が小分けになっているので、80サイズ以下くらいの小さな荷物が1日に何度も来る方には向いている
●施錠はプッシュ式が主流だが、一部には南京タイプのものもある
●防雨性能は高い
●床面積をあまり必要としない
●配達員から見れば「後から追加で荷物が来ても(空きがあれば)投入できる」という安心感があり、施錠まできちんとできるためセキュリティは高い
【デメリット】
●ひとつの荷室が小さいため、入るサイズは最大でも80サイズ程度が多く、100サイズ以上は入らない場合が多い
●飲み物のカートンが平に置けるサイズのモデルはないかも
【前開き追加投入タイプ】

【メリット】
●正面のドアを施錠しても、上部の投入口から60サイズ~80サイズ程度なら荷物が追加で投入できる
※この追加投入口はポストの代わりとして使うことも可能
●施錠はプッシュ式やゼロリセットキーが主流
●防雨性能は高い
●床面積をあまり必要としない
●メーカーを限定しなければカラー・デザインのバリエーションがそこそこあるので、玄関先の景観とのマッチングが気になる方にはよいかも
●マルチドアタイプに比べると荷室は大きく、100~120サイズくらいまで受け入れられるものが多い。
【デメリット】
●重い荷物の取り出しがちょっとキツイ(前開きなので上開きのように荷物の真上に身体を持ってこれず、腕だけで取り出す形になるため)
●飲み物のカートンが平に置けるサイズのモデルはないかも
●先に小さな荷物が投入されて正面のドアが施錠されると、100サイズ以上の荷物は後から投入はできない
●上面の投入口内のトレーが内側にスイングするタイプのものは、下に大きな荷物があると引っかかってスイングできないことがある
【前開き万能タイプ】

【メリット】
●正面のドアを施錠しても、上部の投入口から60サイズ~80サイズ程度なら荷物を追加で投入できる
●ポストがついている
●施錠はプッシュ式やゼロリセットキーが主流
●防雨性能は高い
●床面積をあまり必要としない
【デメリット】
●重い荷物の取り出しがちょっとキツイ(前開きなので上開きのように荷物の真上に身体を持ってこれず、腕だけで取り出す形になるため)
●飲み物のカートンが平に置けるサイズのモデルはないかも
●ポストは大かたがフルサイズではない(ただしポストに入らない投函小物は上部の投入口からボックスに入れればOK)
【前開きビルトインタイプ】

【メリット】
●家屋の外壁や塀・門柱などに取り付けるので、玄関前にスペースをとらなくてよい
●屋外ドアから入れて屋内ドアから取り出すタイプもある(車椅子で移動される方には良さそう)
●床に直置きのボックスよりも設置位置が高いので、重いものの出し入れは楽かも
●新築・増築などの際にハウスメーカーに相談しながら建物とのマッチングを決めることが可能
●ポストを併設しているタイプもある
●運送会社の「集荷」に対応できる(ワンタイムパスコードで宅配業者が開錠できる)モデルもある
【デメリット】
●高価格帯が中心
●故障時にはおそらく修理費に加えて出張費用がかかるのでは(推測)
●電子錠の場合は停電時や電池切れで一時的に開閉できなくなるリスクがある
●追加投入は追加用の投入口があるわけではなく、電子錠の操作による方法のみ
注意!「複数投函可能」という文言には2つの場合が
「複数投函可能」という謳い文句の製品には、「区切られた荷室スペースとドアのセットが複数あります(マルチドア)」という意味の場合と、「メインのドアを施錠した後も、上部のドアなどから繰り返し投函が可能」という意味の場合がありますので、区別して考えましょう!

上のイラストを見ればわかると思いますが、左のマルチドアの場合は1つの荷室が小さいので、大きな荷物は最初から受け入れられない可能性が高くなります。
一方、右の追加可能のタイプなら最初から大きな荷物を受け取ることが可能です。
しかし、もしも最初に小さい荷物が投入されて正面のドアを施錠されてしまった場合は、右の追加可能なタイプでも、上部の投入口に入らないサイズは受け取れません。
これに対して左の3ドアのタイプなら、最初の小さな荷物を1番上の最も小さい荷室に入れれば、残りの2つの荷室は中くらいのサイズの荷物を受け取ることができます。
「可能」と「不可能」の様子がそれぞれ異なるので、ご自身の受け取る荷物のサイズや傾向をよく考えてから購入しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こうして宅配ボックスを分類しますと、そこにはいくつもの機能のちがいがあることがわかります。
そしてお宅の立地概況や荷物の受け取り頻度など、宅配便を利用する人の方にも、それぞれ個別の事情がありますよね。

ではどのように宅配ボックスを選択したらよいのでしょうか?
これに関しては『ポストと宅配ボックス、どんな組み合わせがいい?賢い選び方を解説!』で改めて解説しますので、ぜひお読みになってみてくださいね。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!













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