こんにちは、配達員のeveryです。
このページを開いてくださり、誠にありがとうございます!
皆さまは現在、宅急便を受け取るためのポストやボックスをお持ちでしょうか?
「ポストしかない」「両方ある」「宅配ボックスがポストと兼用になっている」などなど、さまざまかと思います。
もしもあなたのお宅のポストにときどき「不在通知」が入っているのであれば、それはあなたの受け取り体制にまだ改善の余地があることを示している可能性があります。

そのような現状に「そろそろ宅配ボックスを買おうか」などと考え始めた方は、ぜひこのページを最後まで読んでいってください。
「どんな宅配ボックスが便利なのかな?」とネットで検索をする前に、ご自宅の「不在時の宅配便の受け取りの『利便性」を私と一緒に考えてみましょう。
まずは「宅配便・宅急便の受け取り方の利便性とは何か?」を確認します。
そしてあなたのお家の現状から、「どのような利便性が不足しているのか?」「それをどのような方法で補うことができるのか?」と考えることで、あなたのお宅に合った「宅配ボックス」のタイプが見えてきますよ。
現役バリバリの配達員が、徹底的に解説します!
★このページでは「すでにポストのある方」が「新たに宅配ボックスを設置する場合」を想定しています。
★クール便・なまもの・チケットなどはポストや宅配ボックスでは受け取りできません。
★【利便性】を後回しにして【組み合わせの具体例】を知りたい方は『ポストと宅配ボックス、どんな組み合わせがいい?ベストマッチを紹介』をお読みください!
【合わせて読んでおきたい】
●ポストの種類とは?配達員が宅急便の受け取り機能でポストを分類しました!『投函口サイズだけじゃない!持ち戻りにならないポストの選び方とは?』
●宅配ボックスの種類とは?配達員が宅急便の受け取り機能で宅配ボックスを分類しました!『宅配BOXにはどんな種類がある?メリットとデメリットを徹底解説!』
【受取の利便性】はポスト/宅配ボックス/置き配・・・3つの組み合わせで
お客様にとっての大切なことは「荷物を万全な形で受け取れること」そしてまたギフトの場合は「贈ってくださった方にすみやかにお礼のご連絡ができること」でしょうか。
そして私たち配達側にとって大切なことは、「お荷物を万全な形でお届けすること」そしてそれを「可能なかぎり初回の配達で」ということになります。
ですので、ネコポスやゆうパケットといった【投函小物】や、それよりも大きな【宅急便・宅配便】を、ご不在のときでも「安全」「確実」に受け取れる体制になっていることが重要です。
そして一般家庭であれば、不在時に受け取る形としては「ポストで受け取る」「宅配ボックスで受け取る」「置き配で受け取る」という3つが考えられますよね。

この3つそれぞれをあなたのお宅の事情に合わせて選ぶことで、荷物の「よりスムーズな受け取り方」を実現する【受け取りの利便性】を高めることができます。
宅急便のサイズと「3つの受け取り方法」の関係は?
まずこの3つの受け取り方には、それぞれに得意とする「荷物のサイズ」がありますので、受け取り方と荷物のサイズの関係をざっくりと頭に入れておきましょう。
宅急便の大きさにはさまざまな「形」や「例外」が存在しますので、あくまで「ざっくりと」です。
詳しくは『宅急便・宅配便の「サイズ」とは?現役配達員が徹底解説します!』をお読みください。
3つの受け取り方のうち、ポストを「ポスト」と「宅配ボックス」の2つの役割に分けて「4つの受け取り方法」とし、得意なサイズとの関係を一覧表にしてみました。
| 受け取り方法→ | →受け取るのが得意な荷物 |
![]() フルサイズのポスト→ | ![]() |
![]() カギなしフルサイズのポストを宅配ボックスとして利用→ | ![]() |
![]() 宅配ボックス→ | ![]() |
![]() 置き配→ | ![]() |
【フルサイズのポスト】
ポストインでお届けするネコポスやレターパックライトなど「投函小物」の「最大サイズ」を受け取ることができます。
※「フルサイズのポスト」については『投函口サイズだけじゃない!持ち戻りにならないポストの選び方とは?』をお読みください。
【鍵なしフルサイズのポスト】
防犯性は低いのですが、「入るサイズの宅急便は入れてOK」にしていただくと「鍵なしの小さな宅配ボックス」として使うことができます。
投函小物はもちろん、60サイズ程度の宅急便や80サイズの宅急便も入ることがあります。
【宅配ボックス】
一般サイズの宅配ボックス。
投函小物はもちろん、60サイズからだいたい100サイズ、ボックスによっては120サイズ程度まで入る場合があります。140サイズ以上の箱が入る宅配ボックスはあまり多くありません。
【置き配】
玄関前・物置・風除室・ガレージなどへの置き配には大きさの制限はほぼありませんので、140サイズ以上が受け入れられる「特大の宅配ボックス」と考えることができます。
※ただしガスメータボックスや自転車カゴなどへの置き配には大きさの制限が生じます。
上記はあくまで参考程度に考えていただければと思います。
サイズの自由度・個数の自由度・防犯性・耐候性・ポスト機能の【5つの観点】で受け取りの利便性を評価しましょう
この「ポスト」「宅配ボックス」「置き配」という3つの受け取り方法には、荷物のサイズ以外にも「得意」「不得意」があります。
私が考えるに、宅急便・宅配便の利便性を評価する観点は、以下の5つに集約されます。
これらを一覧表にまとめてみました。
| 観点 | 内容 |
![]() 【①サイズの自由度】 | どれだけの大きさまで受け入れ可能か |
![]() 【②個数の自由度】 | 施錠にかかわらず配達員が1日に何度も追加で投入できるか |
![]() 【③防犯性】 | 持ち去りやいたずらの防止・個人情報の保護 |
![]() 【④耐候性】 | 雨・雪・強風への耐久性 |
![]() 【⑤フルサイズのポスト機能】 | フルサイズの投函小物に対応した大きさや機能 |
①~⑤が高いレベルですと「受け取れなかった」や「再配達」が起こりづらく、しかも安心してお出かけができますので、以下これらを【あんしん5項目】と仮称しておきます
この受け取り機能の指標となる【あんしん5項目】について、3つの受け取り方法はそれぞれ異なる「得意」「不得意」を持っています。
これも一覧表にまとめてみました。
◎=得意 〇=まあまあ ❌=不得意 の3段階評価です。
①サイズの自由度 | ②個数の自由度 | ③防犯性 | ④耐候性 | ⑤フルサイズのポスト機能 | |
置き配![]() | ほとんどは◎だが自転車カゴは❌ | ほとんどは◎だが自転車カゴは〇 | 物置なら◎、玄関なら❌ | 物置なら◎、玄関なら❌ | — |
宅配ボックス![]() | ワンドアなら〇、マルチドアなら❌ | 追加可能タイプなら◎、その他は❌ | ◎ | ◎ | 機種によって◎と❌とがある |
ポスト![]() | 機種によって〇と❌とがある | ◎ | カギがあれば◎、無ければ❌ | 機種によって◎と〇とがある | 機種によって◎と❌とがある |
おおまかにですが、【置き配】のほとんどはサイズの自由度や個数の自由度は得意ですが、防犯性や耐候性にはバラつきがあります。
【宅配ボックス】は防犯性・耐候性は得意ですが、サイズの自由度・個数の自由度・フルサイズのポスト機能にはバラつきがあります。
【ポスト】は個数の自由度は得意ですが、サイズの自由度・防犯性・耐候性・フルサイズのポスト機能にはバラつきがあります。
これらの特徴をうまく組み合わせて、受けとる際の利便性の「最大化の方法」を考えるのがこのページの狙いです。
あなたのお宅の受け取り機能を最大化する「宅配ボックスとポストのマッチング」を考えてみましょう
「宅配ボックスとポストのマッチング」を考えるにあたっては、いくつもの要因が重なりますので、(1)(2)(3)の3つのステップで問題を整理し評価しました。
(1)私たち配達側からすると、「ポスト/宅配ボックス/置き配」という3つの受け取り方法の中で、最も影響力の強い要件は「置き配がどのようにできるか/できないか」ですので、まずはこれを4つのシチュエーションに分けて考えます。
A.物置に常に置き配ができる方の場合
B.風除室に常に置き配ができる方の場合
C.玄関前などに常に置き配ができる方の場合
D.置き配がまったくできない方の場合

ご自身がA.B.C.Dのどのシチュエーションに当てはまるのか、考えてみてくださいね!
※ガスメータ―ボックスや自転車のカゴは大きさや設置場所が多様なので、ここでは割愛します。
(2)さらに、そのシチュエーションでポスト各種と宅配ボックス各種を組み合わせて、その場合の「あんしん5項目(サイズの自由度・個数の自由度・防犯性・耐候性・フルサイズのポスト機能)」を考察してみましょう。

(3)そしてこれらを、以下の4段階で評価します。
◎:まず心配ない
○:まあまあよい
△:ないよりはマシ
❌:安心はできない
以上の方法で「どの項目が」「どの受け取り設備によって」「どれだけカバーできているか」を評価することで、逆に「カバーできていないところ」「カバーするために必要な設備」が浮かび上がってきます。
そこからあなたのお宅に向いた「宅配ボックスとポストのマッチング」を考える、というわけです。
宅配ボックスもなく置き配もできないお宅でもポストのタイプで「受け取り機能」は変わります
宅配ボックスのマッチングを検討する前に、ポストのタイプによっても受け取りの利便性は変わってくるので、確認のため少しシミュレーションしてみましょう。
ポストの状況は以下の3パターンに分けて評価し、一覧表にしてみました。
D-1.ポストがフルサイズではないとき
D-2.ポストが鍵付きのフルサイズのとき
D-3.ポストが鍵なしのフルサイズのとき(小さな宅急便をポストで受け取ることがOKされているとき)
| 常に置き配はできない + 宅配ボックスはない | ![]() ①サイズの自由度 | ![]() ②個数の自由度 | ![]() ③防犯性 | ![]() ④耐候性 | ![]() ⑤フルサイズのポスト機能 |
![]() D-1.ポストはフルサイズではない | ❌ | ❌ | △ | △ | ❌ |
![]() D-2.ポストはカギ付きフルサイズ | ❌ | ❌ | ○ | ○ | ◎ |
![]() D-3.ポストはカギなしフルサイズ | △ | △ | △ | ○ | ◎ |
置き配ができず宅配ボックスがないことは同じでも、ポストがカギなしのフルサイズになることで、受け取りの利便性が上がるということがわかりますよね。
以下はこれら3つのパターンでの評価の詳細です。
◆◆◆◆◆
下のリンクをクリックすると、各項目の説明にジャンプできます。
D-1.ポストがフルサイズではないとき
D-2.ポストが鍵付きのフルサイズのとき
D-3.ポストが鍵なしのフルサイズのとき(小さな宅急便をポストで受け取ることがOKされているとき)
まずは【D-1.ポストがフルサイズではないとき】です。

| D-1. | ①サイズの自由度 | ②個数の自由度 | ③防犯性 | ④耐候性 | ⑤フルサイズのポスト機能 |
| 評価 | ❌ | ❌ | △ | △ | ❌ |
| 担当設備 | なし | なし | 非フルサイズのポスト | 非フルサイズのポスト | 非フルサイズのポスト |
お留守のときに宅急便はまったく受け取れませんので①サイズや②個数の自由度は❌になります。
また投函小物(ネコポスやゆうパケットなど)もポストには入りきらず、ポストからはみ出したままの状況になりますので個人情報は丸見え、③④は△ということになります。
この状況で荷物を受け取るお留守番の方がいない場合は、ほとんどの荷物が「持ち戻り→再配達」となるでしょう。
続いて【D-2.ポストがフルサイズ鍵付きのとき】です。

| D-2. | ①サイズの自由度 | ②個数の自由度 | ③防犯性 | ④耐候性 | ⑤フルサイズのポスト機能 |
| 評価 | ❌ | ❌ | ○ | ○ | ◎ |
| 担当設備 | なし | なし | フルサイズ鍵付きのポスト | フルサイズ鍵付きのポスト | フルサイズ鍵付きのポスト |
フルサイズ鍵付きのポストの場合、投函小物はきちんとポスト内に入りますが、宅急便は受けいれることができません。
そのためあんしん5項目の①サイズや②個数の自由度に関しては❌評価のままです。
そして【D-3.ポストがフルサイズ鍵なしのとき】ですが、この場合は「小さな宅急便をポストで受け取ることがOKされているとき」という前提です。

| D-3. | ①サイズの自由度 | ②個数の自由度 | ③防犯性 | ④耐候性 | ⑤フルサイズのポスト機能 |
| 評価 | △ | △ | △ | ○ | ◎ |
| 担当設備 | フルサイズ鍵なしのポスト | フルサイズ鍵なしのポスト | フルサイズ鍵なしのポスト | フルサイズ鍵なしのポスト | フルサイズ鍵なしのポスト |
「フルサイズ鍵なしのポスト」を「小さな宅急便をポストで受け取ることがOK」としたことで、①サイズ②個数の自由度は1ランクアップしました。
鍵がないので③防犯性は1ランク下がりましたが、小さくても宅配ボックスの役目を果たす設備が玄関にあることで、「受け取りの利便性」はグッと上がることがおわかりになるのではないでしょうか。
まとめ
●ポスト/宅配ボックス/置き配 の3つの受け取り方法がある
●それぞれの受け取り方法には得意なサイズがある
●防犯性だけではなく雨・風・雪などへの「耐候性」も重要
●カギなしのフルサイズのポストは「小さな宅配ボックス」になる
●置き配は「特大の宅配ボックス」と考えることができる
●ポストのタイプによって受け取りの利便性は変わる
◆◆◆◆◆
ここまでいかがでしたでしょうか?
これから宅配ボックスを設置しようという方は、ご自宅のシチュエーションをいま一度振り返り、置き配がどの程度可能なのか、現在お使いのポストはどのタイプなのかを確認してみてくださいね。
あなたのお宅の「あんしん5項目」の足りない部分が見えてきましたら、そこをカバーするような宅配ボックスを購入しましょう!
ここから先、もう少し踏み込んだポストと宅配ボックスの具体的な組み合わせについては『ポストと宅配ボックス、どんな組み合わせがいい?ベストマッチを紹介』を読んでみてくださいね。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!



















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