「置き配OK」の表示どんなのがいい?配達員が喜ぶテンプレを紹介!

受取グッズ

こんにちは、配達員のeveryです。

このページを開いてくださり、誠にありがとうございます!

さてみなさんのお宅では「置き配」がされていることって、よくありますか?

最近では宅急便・宅配便の再配達率を下げるために国交省が「置き配の標準化」提案したことでも話題になりましたね。

この「置き配」はすでに日常的に行なわれていますが、もっとも身近な置き配はAmazonの配送でしょう。

Amazonではネットで購入したとき、配送の設定がデフォルト(初期設定)で「置き配」となっていて、何割かの荷物が「置き配」で各ご家庭の玄関先に届けられます。

しかしヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など大手の配送会社が直接取り扱う荷物は、現在は基本的に「対面手渡し」で配達が行われているんですね。

またAmazonでさえも自社で配達しきれない荷物は他の配送会社に委託しているので、その場合も基本は「対面手渡し」の設定になっているのが普通です。

このように現状として配達の標準は「置き配」ではなく「対面手渡し」なのですが、一方でお客様の中には「ウチは『荷物の受け取りやすさ優先』だから、すべて置き配で構いません」という方も実際はけっこういらっしゃいます。

そういったお客様は、自発的に「置き配OKです」などという【置き配表示】を玄関先に出しているんですね。

この【置き配表示】は、市販されているものもたくさんありますし、自作されている場合もかなりあります。

そこで今回このページではこの【置き配表示】について、どのような表示の方法がわかりやすいのか、どんなタイプの表示があるのかを現役配達員が徹底解説します。

最後まで読んで、あなたも「表示の達人」になってくださいね!

【表示する場所はどこ?】インターホンのすぐ近く、ドアノブまたはポストや宅配BOXに

手書きで表示するにしても市販品のステッカーを貼るにしても、このような【置き配表示】はどこに設置するとよいのでしょうか?

我々配達員が配達先のお宅に到着すると、【置き配指定】の荷物や【宅配ボックス指定】の荷物の時は「置き場所」や「ボックス」を探します。

しかし【対面手渡し指定】の場合、配達員はまず①チャイムやインターフォンを探しますので、このすぐそばに「置き配OK」の表示を出すと、配達員はすぐに気づいてくれます。

しかし借家などでは壁面に貼りつけが困難な場合もありますので、その際は②ドアノブやその付近に表示すると、これも配達員が気付きやすいですね。

またもしもさまざまな都合でチャイム付近やドアノブに表示できないときには、③ポストに表示するのもよい方法です。

なぜなら配達ができなかった場合、配達員は必ず「不在票」をポストに投函するため、その表示が目にとまりやすいからです。

さらに④宅配ボックスをお持ちの方であれば、そこに表示する場合もあります。

ですので、表示する場所の候補としては

①チャイムやインターフォンのすぐそば

②ドアノブ

③ポスト

④宅配ボックス

・・・のような優先順位になるかと思います。

【まずは結論】自作する場合は「置き配OK」または「置き配NG」の一言を明確に!

まず先に【自作する場合】を前提にして、我々配達員が悩んでしまう【NGな書き方】を紹介しておきましょう。

何の前置きもなく「置き配をするときは」「置き配をされる方へ」などという文言から始まるパターンがけっこうあり、これが困るんですね。

たとえば以下のようなメモが貼ってあるようなパターンです。

お客様
お客様

「置き配をされる配達の方は、左のドアが物置になっているので、そこに入れておいてください」

すると我々配達員は

配達員
配達員

「ん?それは『お客様が置き配と指定した荷物のときは・・・』っていう意味なのかな?

配達員
配達員

それとも『ウチは置き配は基本OKなんだけど、その際は・・・』っていう意味なのかな?」

・・・と迷ってしまいます。

なぜなら、そこには「置き配の可否」の文言がなく「置き配場所左のドアの物置の指定」だけが書いてあるからなんですね。

お客様の許諾がない勝手な置き配(「無断置き配」や「玄関先放置」などと呼んだりします)は、配達員にとっては失業につながる重大なペナルティになりますので、あいまいな文章にはかなり慎重な対処になります。

その結果、お客様が「すぐ使いたいものなので、留守の間でも置いていってほしい」と思っていても、我々配達員からすると「この荷物が置き配OKなのかどうかが確定できませんし、ご不在でしたのでいったん持ち戻ります」という「すれ違い」が起こります。

基本的に常時置き配OKなのであれば、まずは「置き配OK(です)」の一言を明言してくださると助かります。

【市販の置き配ステッカー】の文言はどうなっているでしょう?

では上記のような書き方を避けるために、市販されている「置き配ステッカー」の文言はどうなっているのかを確認してみましょう。

「置き配ステッカー」とは、お客様が「置き配していいよ」という意思表示をするために、玄関付近に貼るステッカーです。

マグネットシートで鉄製の壁面やポストなどに貼り付けたり、あるいは両面テープなどで貼り付けたりできる、とても便利な製品なんですね。

さまざまな四角形のほか、ドアノブにぶら下げるための形をしたものなどがあります。

以下の画像は、私がAmazonで販売されている置き配ステッカーから、主要な文言を抜き出して分類し、表にまとめたものです。

9つのジャンルに整理して色分けしてみましたが、このうち上段の【置き配の可否】【置き場所】【チャイム】の3つが置き配表示の「最重要項目」と考えてよいと思います。

手書きでちゃちゃっと自作したい方や、ご自身の意向やご都合などをカスタマイズしてしっかり自作したい方は、参考にしてみてください。

なお、「自作は面倒だけどカスタマイズはしたい」という方には、いくつかの項目について選択ができる「チェックボックス式」のステッカーも市販されています。

下の画像はそのステッカーのチェック項目を実物どおりに私が再レイアウトして、さらに上で紹介した9つのジャンルの項目に色分けしたものです。

【お礼の言葉】【条件】【置き配の可否】【置き場所】【チャイム】と、5つのジャンルがまとまった「優れもの」だということがわかりますね。

置き配ステッカーにはさまざまなタイプが市販されていますので、ぜひお宅のご事情にあったものをお選びください!

【定番】宅配ボックスに入らない荷物は置き配OKです・・・の表示

市販の置き配ステッカーの中には、宅配ボックスの設置を前提とした「宅配ボックスに入らない荷物は置き配OKです」という表示が「定番」という感じであります。

これは戸建てのお宅はもちろんですが、アパートなどにも宅配ボックスの普及が少しづつ進んでいるからでしょうね。

この表示は【置き配の可否の表示】であることはまちがいないんですが、他方では「宅配ボックスに入らないため『置き場所未定』となった荷物」の「最終着地点への案内」と考えることもできます。

宅配ボックスは防犯性・耐候性にすぐれた宅配用品ですが、その容量には限界があり、荷物の大きさや個数によっては「入れられない」という事態もおこりやすいものです。

そんなときに「ウチでの『荷物の最終着地点』は宅配ボックスではなく置き配ですよ」ということがわかるようにする「案内表示」でもあるんですね。

これがあると宅急便受け取りの利便性は格段に上がります。

ただし「防犯性」は逆に下がりますので、実際の運用に関しては「自己責任」で実施してくださいね。

【ネコポス/ゆうパケット】などがポストに入らないときにも表示があると便利!

実はポストインで配達する【投函小物(ネコポス・ゆうパケットなど)】にも、荷物のサイズがポストのサイズを越える(=ポストがフルサイズではない)場合があり、配達員がきちんと投函できずに困ることが多々あります。

「ポストのフルサイズ」については『投函口サイズだけじゃない!持ち戻りにならないポストの選び方とは?』をお読みください。

最近ではこのような場合に「置き配」を選択できる設定もできつつあり、「持ち戻り→再配達」の負担を軽減する工夫もみられます。

しかし投函小物は軽い場合が多く、置き配にしたりポストに中途半端に差し込んだだけでは風に飛ばされる恐れもあり、その結果なくなったり雨に濡れたりする可能性があるんですね。

そんなときにはポストに入らない投函小物の「安全な最終着地点」をお客様が決めて、ポストに表示していただけると我々としてもたいへん助かりますし、お客様ご自身も安心できるでしょう。

本当はすべての投函小物が入る「フルサイズのポスト」を再設置していただけると最も安心できるんですが、簡単な対処としては、【上の画像の右】のようにポストの下あたりに蓋つきの「受け箱(第2のポスト)」を置いて、そちらでポストには入らない投函小物を受ける方法があります。

雨と風をしのげる箱であれば何でもかまいませんが、風で飛ばないように「重さ」は確保してくださいね(水を入れたPETボトルを入れておくなど)。

また「追加投入可能なタイプの宅配ボックス」があるお宅なら、【上の画像の左】のように宅配ボックスを「行き先」として表示で案内するのが最もシンプルで分かりやすい方法になりますね。

いずれの場合もポストに最終着地点への「行き先」の案内表示があると、安全・確実に配達してもらうことが容易になります。

つまり「宅急便・宅配便の荷物」と「投函小物」の2つの配達物について「荷物の安全な最終着地点」を案内する形が取れれば、荷物の「受け取り漏れ」や「紛失・汚損」などの「受け取りトラブル」はかなり少なくできる、ということです。

【帰宅が遅い方】は「時刻」を条件にするのもひとつのアイディア

ご家族でお住いのお宅ですと、誰かは早めに帰宅している場合も多いと思いますが、独身や単身の方々の中には夜遅くまでアパートに帰宅できない方もいらっしゃると思います。

そんな方が大きめの荷物を注文すると、なかなか受け取れないことがあるんですね。

●「ウチのアパートには大きな宅配ボックスはないし」

●「140サイズなのでコンビニでの受け取りもできない」(コンビニ受け取りができるのは100サイズまで)

●「宅配便の営業所の窓口が開いている時間帯はまだ勤務中だから・・・」

●「かといって昼間からの長い時間、玄関先に荷物が置きっぱなしというのも不安ww」

・・・なんていうジレンマに悩む方もたくさんいらっしゃると思います。

そんなときには、以下の2つの方法が多少は安心できるかもしれません。

【A.注文・発送の設定とき】に、19:00~21:00(最終便)の時間指定をした置き配にする方法

【B.自宅に出す置き配プレート】などに、「〇〇時以降は」などと時刻の条件をつけて表示する方法

状況によっては【A.】の手段がとれない(ショップや商品によって置き配指定ができない)こともあるので、最終手段としてはご自宅に【B.】の表示をしておくのが最も確実じゃないかと思います。

このようにすることによって、たとえば22:00ごろに帰宅の方でも、当日中に荷物を受け取ることが可能になります(ただし【対面手渡し指定】の荷物は除く)。

もちろん置き配における防犯上の課題はあるままなので、運用に関しては自己責任でお願いします。

【提案】置き配への意思表示は「NG」や「強く希望」も含めて3段階にしてみたら?

さて最後になりますが・・・

国交省と業界団体の協議が進んでおり、【置き配】という配達方法は今後まちがいなく増えていくと思います。

置き配が増えればそれに伴うトラブルも当然増えていくわけですから、ユーザーは置き配の可否について明確に示していく必要があります。

そこで私everyからの提案なのですが、

置き配の表示については「置き配OK」の表示をするかどうかだけではなく「置き配NG」かどうかも明記し、さらに「置き配を強く希望」という選択肢も加えて、3択を基本としてはどうでしょうか。

つまり、お客様の置き配の【希望強度】によって

●「置き配を強く希望」(積極的要望)

●「置き配OKです」(消極的要望/許諾)

●「置き配NGです」(積極的拒否)

・・・などの、いずれかを必ず表示する、ということです。

置き配の【希望強度】を明確にすることで、安心・安全と利便性の間に起こるトラブルを、少しでも減らすことができるのではないでしょうか。

◆◆◆◆◆

いかがでしたでしょうか?

置き配の表示にはさまざまな役割があり、しっかりと意図の伝わる表示を配置すれば、「受け取りトラブル」をかなり防ぐことができます。

「受け取りトラブル」はお客様にとっても配達側にとっても残念な結果ですので、ぜひ工夫をしてスムーズな受け取りを実現してくださいね!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
every

現役で宅配便の配達員をやっているeveryです。
相棒はH26年型のスズキEvery。
配達員の実践経験にもとづいて、スムーズな荷物の受け取り方法を提案しています。

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